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2018年 謝楽祭の楽しみ方 その3~ライブ編~2018年8月30日

多芸に秀でるものは一芸に通ずるなんて言葉にも代表されるように、落語家にも多芸に秀でた方々がたくさんいる。そんな落語家の一面を見ることが出来るのが謝楽祭の一番の醍醐味ではないだろうか。

まず11時から始まるのは『のど自慢』である。落語界の美声の持ち主たちが次々と登場し、歌を披露してくれる。去年は古今亭菊之丞師匠、林家扇兵衛さん、おきゃんでぃーずが出場していた。司会は林家たけ平さん、林家ぼたんさんが司会を務めていた。基本的には渋い選曲であり、あまり若者受けはしない感じであるが、古い名曲を知りたいという方にはオススメである。

個人的には文菊師匠の歌声なども聞いてみたいが、出ないだろうなぁ。落語一本を貫いている落語家さんにとっては、なかなか出場しづらい会でもある。

是非とも美声に酔いしれてお過ごしいただきたい。

 

13時からは復興支援富くじとなっている。これもどんな富くじか当たるのか興味があるところだ。歌に酔いしれた後は富くじを買って何が当たるかと言うドキドキ感を味わうのも良いだろう。ちなみに、昨年はイケメン自慢みたいなものをやっていて、落語界を代表するイケメンや、寄席の若旦那まで登場するという面白い会だった。今年もそんな会があったら良いなと期待していたけれども、さてどうなることやら

 

お次は14時から二K文舎withほたるのライブとなっている。普段は三K辰文舎として活動している入船亭扇辰師匠、橘家文蔵師匠、柳家小せん師匠なのだが、どうやら今回は柳家ほたる師匠が参加するようである。こちらも去年は名演だった。特に岡田奈々の『青春の坂道』は痺れた。良い声してるぜ、扇辰師匠!と思ったのだが、どうやら今回は聴くことが出来ないようである。非常に残念だ。おそらく、この時間帯にはもうすでに私は姿を消している予定である。

 

15時からは大詰めのスペシャルゲストの登場と、締めの住吉踊り。落語の風流を感じるには持って来いの時間帯である。常連の中にはちらほらとこの辺りで退散する人が多い。のど自慢辺りで力尽きて、落語家さんのサイン集めに奔走する方々もいらっしゃる。ライブに飽きたら落語家のサイン集めは必須である。この機会に顔と名前を憶えてもらって、寄席の度に楽しく会話をするのも良いだろう。

個人的には二つ目寄席にも行ってみたい。まだ花開かない才能を持った二つ目さんが出てくる。前座や二つ目さんになると成長の度合いというか、お、上手くなったな!と感じる瞬間が多々あって、それはそれで子の成長を見ているようで嬉しいと思うのだが、あまり落語初心者にはオススメしない。

 

さて、というわけでざっくり謝楽祭の説明でございました!謝楽祭の終わりには感想を記してみようと思っております。

それでは皆様、謝楽祭まで残り一週間とちょっとです!もんもんとしながら待っていましょう!

次回は通常スタイルに戻ります。

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