落語・講談・浪曲 日本演芸なんでもござれ

自称・演芸ブロガーが語る日本演芸(落語・講談・浪曲)ブログ!

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

挑戦と異空間の創造~第九回桂伸べえ落語会~2018年8月31日

親父の持つ独特な雰囲気、 あれあたくしのほうではフラ?っていうんですが、 ふっと笑いたくなるようなおかしみね、 それは勉強してできるもんじゃないんです 仕事が早く終わる水曜日。西新宿ミュージックテイトにて『第九回 桂伸べえ落語会』に行ってきた。…

2018年 謝楽祭の楽しみ方 その3~ライブ編~2018年8月30日

多芸に秀でるものは一芸に通ずるなんて言葉にも代表されるように、落語家にも多芸に秀でた方々がたくさんいる。そんな落語家の一面を見ることが出来るのが謝楽祭の一番の醍醐味ではないだろうか。 まず11時から始まるのは『のど自慢』である。落語界の美声の…

2018年 謝楽祭の楽しみ方 その2~出店編~2018年8月28日

この時期の寄席に行けば必ず貰える『謝楽祭のパンフレット』を手に入れると、当日にどんなルートで出店を回ろうかと考えることができる。Twitterにも画像が出回っているので、気になる方はまず寄席に行って『謝楽祭のパンフレット』を貰おう。 謝楽祭では普…

開催目前! 2018年度 謝楽祭の楽しみ方 その1 ~寄席編~2018年8月23日

今年も謝楽祭の季節がやってくる。詳細はこちら 謝楽祭2018 | 一般社団法人 落語協会 落語に精通している方でも、さほど落語を知らないという方でも、一日行けば落語にどっぷり浸かれること間違いなしのお祭り。落語協会の主催で、今年は古今亭菊之丞師匠が…

殺し屋のメロディ  春風亭朝七 ~江戸標準のスーパー前座~ 2018年8月22日

落語の世界にも身分制度というものがあります。 見習い、前座、二つ目、真打、ご臨終 落語家の社会には前座というものがいる。 寄席に行くと開口一番で出てきて座布団に座り、話をするのが前座である。なぜ、最初に出てきて落語を披露するかと言うと、持ちネ…

男が惚れる男の中の男 ハードボイルド・ダンディ 柳家小満ん 2018年8月21日

樽で作った酒ってのは、知らぬ間に減っちまうんだってね。 なんでも、天使の飲み代って言うそうじゃねぇか。 粋だねぇ ダンディの基準は何だろう。缶コーヒーのBOSSのマークだろうか、ロバート・デニーロだろうか、アル・パチーノだろうか、それとも坂野? …

寄席における録音行為について 2018年8月8日

Twitterで話題になっている『落語会の録音』行為について、落語ファンとして書かずにはいられないので、書いておく。 録音技術の向上によって、誰もが簡単に録音が出来る環境になってしまった。ICレコーダーなどを持ってライブ会場に行く人間も多々いる。非…