落語・講談・浪曲 日本演芸なんでもござれ

自称・演芸ブロガーが語る日本演芸(落語・講談・浪曲)ブログ!

ズレテモピタリ~6月23日 ナツノカモ低温劇団 『ていおん!!!』 18時回~

山下メンタル 俵万智 コント 笑い 星に願いを 触れるまではシュレディンガー 子供の頃、炬燵に入っていた時に目が覚め、喉が渇いたので起き上がるとテーブルの上に透明な液体の入ったコップがあった。そのコップに入っている液体が水だと思って飲んだら甘口…

MANAZASHI・RADIOACTIVE~6月16日 クリスチャン・ボルタンスキー 『Lifetime』~

死は愛の眼差しによって目覚める あらゆる意味において、強烈な滑稽さを有している 風は子供たちなんです 死者の心臓の鼓動だけを集めた島 快晴の日には 天気がとても良かったので、出掛けたいと思い、とある人のツイートをきっかけに、国立新美術館に行って…

シラズシラズ・シラヲキリツ~6月14日 渋谷らくご 20時回~

好きになった人が 飲んだんじゃなくて吸った スケジュール・ミス はっはー シラ切り坊主 いけないことだと頭では分かっているけれど、どうしてもやめられないことが、誰にでも幾つかあるのではないだろうか。『分かっちゃいるけど止められない』とか『かくす…

爆笑のロックンロール・フェスティバル~6月5日 鈴本演芸場 夜席~

ロックンロールってまだ音楽のジャンルとしてあるんですか? 今日人類が初めて Good Night 数え切れぬ Good Night 夜を越えて Everything that’s small has to grow. 寄席のロック・フェスを君は体験したか? 何か始めようと 誰にも相手にされなくて、何か行…

哀しいくらいに騙されても、なお~6月2日 拝鈍亭 古今亭文菊~

あの~、あれですよね。ははっ、ねぇ、大将? 言わせてもらいますよ、こっちゃぁ、金払ってんだから 死んでも来ないよ、こんなところ! 済し崩し 『信じられぬと嘆くよりも 人を信じて傷つくほうがいい』と歌ったのは、海援隊であったと思う。幼い頃、歌詞が…

笑顔の花を伝えて~5月26日 芸協らくごまつり~

せっかくですから、楽しんでいってくださいね ゴジラだぁ! 上方から江戸へ つい二日前の出来事がまるで夢だったかのように、私は東京で目を覚ます。目的があると、体は嫌でも目が覚める(嫌じゃないけど) ぼーんと鳴る鐘のように起きて、パパっと服を着替…

上方の神々方~5月25日 天満天神繁昌亭 桂かい枝 受賞記念ウイーク~

すごいいい時期に関西にお越しになられるとは! 全日程の全演者が本当にいい演者なのですよ!どの日かは是非とも! 繁昌亭の至近距離にある「ワーズカフェ」さんは、美味しいお食事や飲み物をいただけますよ〜 これから、開始やぁ! 上方の神様 朝、目を覚ま…

君の思い出に縋る雨の日~5月24日 天満天神繁昌亭 乙夜寄席~

1000円札の肖像だけ、かなりの酔っ払い 電気を消して 虎ちゃんのためや 読みまちGuy 信じてもらえないかも知れないけれど、本当のことだから話す。『落語と講談』のチケットを買う時に、私はちらっと『乙夜寄席』のチラシを目にしていた。チケット売り場で…

御披楽喜までの笑みと絵と美と~5月24日 天満天神繁昌亭 落語と講談~

南森町駅で降りてっと ほああ~、繁華街だなぁ。 おっ!天満天神繁昌亭だぁっ! 来たよ 上方遠征 暑さは我慢できても、上方落語への熱さは我慢できない。 東京では桂春蝶師匠や桂紋四郎さん、桂三四郎さんなどが活躍されているが、上方にはまだまだ私の知ら…

イッパチ/怒りの投擲~5月19日 三遊亭笑遊独演会~

上がった 上がった 上がったぁ ◎◎が上がったぁ~ 地獄はあいつにとって故郷です 奴は大金を得られるなら地獄にだって行きますよ、武器も持たずにね -Apache- Incredible Bongo Band 大佐から手紙が届いた。大佐の命令は絶対である。否、命令などでは決して無…

カエスガエス・ヒンスドンス~5月14日 隅田川馬石・古今亭文菊 二人会 古典でござる~

返す返すも貧す鈍す 扇子巻子が好かん酔漢 萬子筒子に索子信ず 金糸銀糸に近視禁止 タレソカレソノタソガレガシー 綻びたとて傷にもならぬ、そんな約束を破られて一人。ぽつりぽつりと街角に、隠れるように歩きながら、何から身を隠そうとしているのかも知ら…

情けないけど、まっつぐだ~5月11日 渋谷らくご 14時回~

な、な、な、何を抜かしやがるんでぇい!あべこべだい! 喋るのが下手なオイラでも、上手に話せるようになりますか 物覚えが悪くても、オイラは上手に話せるようになりますか 今は自分を信じて、喋り続けていたい。 全ての思いを、文菊師匠はたった一席で纏…

旅と恋と川と大海、そして流れの方向について~5月5日 なかの芸能小劇場 古今亭文菊独演会~

どんとこい 風が騒ぐ夜は 4月27日の朝から5月4日の夜まで、私は旅に出て、そして、恋をした。 恋をすると、言葉が混み合って纏まらず、記事を書こうにも上手く『流れ』が掴めない。それまで当たり前のように演芸について語ることが出来ていたのに、目の前の…

2018年のGWの話

ゴールデンウィークの一人旅。 湖や滝や日本庭園など、自然の美しさ、日本の風景というものを強く体験することができた。 山について僕が感じたことを語ることにする。 山梨県にある母の白滝を見るため、僕はカメラを持って滝の写真を撮っていた。丁度、そこ…

孤独の間隙~4月23日 浅草演芸ホール 夜席~

Laugh and the world laughs with you, weep and you weep alone. ―――Ella Wheeler Wilcox 『Solitude』 Solitude Man 大勢の人々がいる空間が苦手だ、人混みなどを見るとゾッとする、と、あなたが一度でも思ったことのある人ならば、きっと私はあなたと友達…

讃花鳥笑歌~4月21日 新宿末廣亭~

朝顔 昼顔 夕顔あれど 寄席に咲くのは笑顔の花ぞ 誰が咲かすか 高座をごらん 扇子 手ぬぐい 座布団一つ 裃振り分け 江戸の風 私の心の草花は 光を浴びねば育たない 養分取らねば育たない 笑いという名の光を浴びて 笑合成でもしやしょうか 色んな笑を浴びま…

単語のタンゴ

たたみからたたみかけられたたみがみたたたみをたたんでしまうたたり 畳から畳み掛けられた民が見た畳を畳んでしまう祟り わたしがわたしにわたしをわたしにわたしのわたしとたわしのわたしとわたわたしながらわったし 私が私に私を渡しに私の私とタワシの私…

ノブレス・オブリージュの肖像~4月17日 はなし亭~

女性というのは覚悟と本気の生き物かも知れませんよ、苦沙弥先生 これェ、要らないんだけど―――どうする? 浮く足 泳ぐ足 今日はずっと3cmくらい地上から足が浮いていたのではないかと思う。それくらいに私はフワフワしていたから、見る人が見たらクラゲと見…

もう駄目だ。独裁は止まらない~4月14日 シブラク 17時回~

BIG CHANGE is GOOD(?) どうした、森野 人々が殺し合いに注いできた情熱を洋服とセックスに注ぎ込むような街、 渋谷で、 私、先祖が殺し合いに注いできた情熱を落語に注いでいる。 何の生産性も無いし、敵はむしろ自分なんだけど、 ただ笑うためにユーロ…

ロングショットで見てみれば~4月13日 早稲田松竹 クストリッツァ~

Life is a tragedy when seen in close-up, but a comedy in long-shot. 人生はクローズアップで見れば悲劇だが ロングショットで見れば喜劇だ 高田馬場の十六文キック 高田馬場にある早稲田松竹でエミール・クストリッツァ監督の『ジプシーのとき』と『アン…

金言宣言~古いお話を一席~

キングコング King Kong 金言 金口 King Konk 琴言 困苦 アイワーズ 私は語り手である。あらゆるものの、なにもかも全ての。景色を見れば言葉が咲き、人に会えば話が咲き、一人でぼんやり想像を咲かせて、時間を割いて、思い出を探って、潜って、泳いで、浮…

地下帝国で芸人に笑う人になる~4月6日 池袋演芸場~

(志ん松さん、いいなぁ。凄くいいなぁ) (馬石師匠。かわいい・・・) (うわぁ、鉄平師匠。すっごく楽しそうだぁ) (菊之丞師匠。うわぁお家芸!凄まじい!) (花緑師匠、後半も聴きたいなぁ) (彦いち師匠。絶好調だなぁ) (喬太郎師匠。無条件で面…

心の春のともしびの~3月31日 立川左談次一周忌追善~

あの町この町 日が暮れる日が暮れる今きたこの道 帰りゃんせ帰りゃんせ おうちがだんだん 遠くなる遠くなる今きたこの道 帰りゃんせ帰りゃんせ お空に夕べの 星が出る星が出る今きたこの道 帰りゃんせ帰りゃんせ いつもどこかにあなたの声を 愛用の歩かないw…

枝雀師匠のDNA~3月30日 お江戸日本橋亭 九雀・坊枝二人会~

やったるでぇ! ぼんやりボンボヤージュ 桂枝雀師匠と言えば、落語好きなら知らない人がいないほど有名な落語家である。何を隠そう私も、たまたまYoutubeで見た桂枝雀師匠の『代書屋』を見て落語に魅了された人間である。生の高座が見たい!と思って調べたの…

ユーコン川を走る硬い箱のつながり~第12回 どんぶらこっこ ゑ彦印~

この延長線上に 好きなことを好きなだけ語る人が好きな人 突然バーン 私の周りには好きな事を好きなだけ語ることの出来る友人がいる。友人の話は、いつも新鮮で、時々かなり偏っているのだけれど、その不器用さが好きで、いつも微笑みながら聞いている。能力…

シバハマラジオは鳴り止まないっ!~文化放送 シバハマラジオ~

台本 月刊QR ハイテンション エロス 今週の1ページ ラジオが僕に 2018年10月2日、僕はラジオの前で惑星の誕生を待っていた。新しいラジオ番組が始まるとき、そこにはビッグバンのように大きなエネルギーがある。それはみるみるうちに形を成して、一つの星に…

重畳の春宵~3月27日 人形町らくだ亭~

気が合えば 目は口ほどに物を言う 美人は百薬の長にして、酔えば命を削る鉋にもなる 平成メランコリック 最近は飲んだくれてばかりである。春がそうさせるのだ。春の宵なぞは格別で、酒器を持つ手が波打つほどの心持ちにさせてくれる。一口酒を飲めば桜のよ…

4月神席 池袋演芸場に行け!

年度末ですぜ。粘土待つとは訳が違いますぜ。門松とも違いますぜ。 年度末とマラソンは、ゴールが見えても忙しない 。 時間が無いなんて言い訳さ。 本当に人生を楽しんでいる人は、時間を無理やり作るもんだよ。 さあ、何もかも忘れて演芸を楽しもう ゴール…

豆腐のように瑞々しい心で~1月19日 黒門亭 第二部~

みんな、豆腐を聴きに来たんですね。 寒くなりましたなぁ。 上総屋ぁ! I didn't want to hurt you Teenage Fanclubの『The Concept』みたいな気持ちで街を歩いた。寒い冬の中で、失ってしまったものを名残り惜しく思って手を伸ばすみたいな、けれど決して再…

酒と恋と許されたい心と~3月10日 浅草演芸ホール~

酒というのは人の顔を見ない 酒 その愛すべき飲み物について 酒とは恋である。などと妄言を吐く人間の言うことは信じてはならぬ。だが、酒を飲めば人に恋するのは当たり前のことで、酒は心の奥底に眠っている恋心を箒を掃くようにくすぐるから、生理的な反応…