落語・講談・浪曲 日本演芸なんでもござれ

自称・演芸ブロガーが語る日本演芸(落語・講談・浪曲)ブログ!

ご報告と抱負も兼ねて 落語の加減乗除~9月14日 17時回 渋谷らくご~

9月より、渋谷らくごにて記事を書かせていただくこととなりました。 森野照葉(もりの てるは)と申します。 とある素敵な女性に何から何までご助言を頂き、執筆者として選ばれることとなりました。 これまで支えてくださった、美人の皆様、野郎どもには感謝…

心臓の鼓動(5)~9月17日 渋谷らくご 20時回 隅田川馬石 お富与三郎通し公演~

生きててよかったぁ。 心音 人には恋をしたときだけに鳴る心臓の音がある。それは一生のうち、何度鳴るかはわからない。悲しいかな、多くの男女はその音が鳴ったことに気づかないまま恋に落ちる。 恋に落ちたあとで、互いの心音を近くに感じるとき、お互いが…

心臓の鼓動(4)~9月16日 渋谷らくご 14時回 隅田川馬石 お富与三郎通し公演~

ウワバミよ! 時次郎の眼 ノーコンプライアンス 今日も迫真 なぜ若い女性は派手な食べ物を好むのか 渋谷のセンター街を歩くことにする。毎度、ユーロスペースに行くための『安全通路』を通ることに慣れきっている私は、たまにはごちゃごちゃしたところを通っ…

心臓の鼓動(3)~9月15日 渋谷らくご 14時回 隅田川馬石 お富与三郎通し公演~

ぼっちゃん 冗談だよ~ 子連れ ママとマンマ 腕をあげたねぇ 焦がれ死ぬような男女の恋 祭囃子が鳴り響く道玄坂をとつとつと歩きながら、つるつると心は満ちて穏やかである。朝目がさめて悲しい知らせに胸を痛めども、なにせ根が起き上がり小法師、そう簡単…

心臓の鼓動(2)~9月14日 渋谷らくご 14時回 隅田川馬石 お富与三郎通し公演~

親の心 子知らず 貸してたんだ 悪い奴です いやさ お富ぃ~ サクサクノーサボタージュ ユーロスペースに来ている。昨日の衝撃を引きずったまま、私はユーロスペース来ている。昨日見かけた人は殆どいない。誰が好き好んで貰うのかというポストカードの二枚目…

心臓の鼓動(1)~9月13日 渋谷らくご 20時回 隅田川馬石 お富与三郎通し公演~

おあとはとはとは ごちそうさまでした お酒様 横櫛 神様のいたずら 「なぁ、これ何て読むの?」 ユーロライブの壁に貼られたシブラクのポスターを眺める青年二人。 金髪の男がツーブロックの男に向かってそう言った。 「くまたがわ、うまいしじゃね?」 「変…

ゆく川の流れの道理~ 9月13日 渋谷らくご 18時回~

前座 嘘でもいいから ガミガミ親父 渋谷にいる若者達はみんな、パンケーキとタピオカミルクティーを求めている。渋谷に来ると、いつも私は、パンケーキを食べたそうにしていて、タピオカミルクティーを飲みたそうにしている若者達の顔を見ることになる。いつ…

心のこもったヨイショの先にあるもの~9月8日 湯島天神 謝楽祭~

落語好きなら一度はおいで 感謝 感謝の 謝楽祭 全てのことはメッセージ 楽しく笑って触れ合って 人と人との温かさ 嗚呼 今日という一日に 嬉しいあなたの心意気 『心を込めてヨイショ!』 開幕 まえがき 落語好きの皆様、祭り好きの皆様、お待たせ致しました…

ヨイショ!の謝楽祭~森野的 楽しみ方~

http://rakugo-kyokai.jp/activity/sharakusai2019/ https://www.youtube.com/channel/UCV1eJRbmHNPu0T7gR0SnQSA 心をこめてヨイショ! 落語のお祭り! 突然ですが、あなたは落語がお好きですか。 このブログを読んでいるくらいですから、お好きですよね。 …

心に出来た『こぶ』~8月29日 深川江戸資料館 笑福亭たま独演会~

タテカワキッショー ボンヤ オヤカタシュー ベンケイー カンコー イメージと現実 Tickle Toe ふいに空き時間が出来たときは、まず落語会を探す。あまり事前に予定を立てて行動するということが少ないため、落語会は『当日ふらっと派』である。その時、その時…

おしまいの無い永遠の旅路へ~8月24日 新宿末廣亭 深夜寄席~

さーちゃーん!!! 「せいねんがっぴー」でお馴染み 死ぬんですぅ!ぼくはしぬんですう! ここからが面白いところ I'm praise man 人の悪いところを見つけるよりも、人の良いところを見つける。そして、それを多くの人に知ってもらう。私にとって、それがブ…

神様も笑う~8月24日 第二十七回 亀戸寄席 桃月庵白酒 独演会~ 

台風で流れた会 浮かれの屑より 浮足立つのに慣れている。足裏に地球と反発する磁石でもあるかのように。たとえ、暑い日の昼下がりであっても、「今日は涼しいね」と言ってしまうくらいに、何もかもが、浮いて、立っている。全身浮遊である。足はちゃんとあ…

断ち切れぬ思いの縁、遠、煙~8月18日 鈴本演芸場 夏夜噺 夜席~

お手紙書いても、いい? これは想像のストーリー 嘘だと思うかも知れないが、『初恋の嵐』という名前のバンドがいたことを、読者はご存知であろうか。三人組のロックバンドで、ギター・ボーカルの西山達郎さん、ベースの隅倉弘至さん、ドラムの鈴木正敏さん…

猛暑跳ねのけ飛ぶ燕~8月17日 黒門亭 一部~

こんな暑い日は外に出ちゃダメ! こんがりフォックス 『暑』という漢字には、日(太陽)が物を煮るほどであるという様が表されている。確かに、外に一歩出てみればアスファルトで牛肉が焼けるほどの暑さである。そこかしこでBBQ大会である。裸足で歩き回ると…

『けんこう』に生きる力~8月16日 人形町噺し問屋88 三遊亭兼好独演会~

今日が退院後、最初の兼好師匠なんです。 よぉ~、よぉ~い 健やかに、康らかに、あなたの好きを兼ねて笑おう 遠い故郷 離れてみれば 故郷を離れ、再び東京の住まいに戻ったとき、私の胸の中には、いつもとは違う何かがあった。それは、私自身に嬉しいことが…

ミスター・チルドレンの爆発~8月13日 プーク人形劇場 新作落語お盆寄席~

もう大人だから、怒られないよ~ ミスマッチ・アダルト・チルドレンズ 彼女だったら付き合いづらいだろう、心変わりの多い天気のなか、私はプーク人形劇場へと向かっていた。電車の車内には、子供連れの家族や異国からの旅人が多い様子である。晴れたり降っ…

毎日を笑って過ごす、日々の朝に~8月10日 古今亭文菊 独演会~

お酒かい? ハチゴロウってんですよ 思い立ったら 爺臭い話になるが、私は僅かな睡眠時間でも体調がすこぶる良い体質である。大体、4~5時間ほど眠ると、バッチリ快調ということが、ここ2~3年の間で確立されており、毎朝大体4時半か5時に目が覚める。絶好調の時…

カイダン・カイ?/ダンダン・カイダン・ダイ~8月9日 渋谷らくご 18時回~

怖い話を聞かせろよ 役者 ムリヤリ・ヤスミ 暑い日は仕事をしたくない。ならば、しなければよい。自分がしたいことを、したいと思ったときに、する。これが精神衛生上、最も効果がある。何も、無理をして仕事なぞしなくても、自分の人生が一度きりであること…

粋な東男に~8月4日 浅草演芸ホール 夜席 三遊亭笑遊トリ ~

粋な東男を、京女に見せてやろうぜ とことん 落語が好きだ。死ぬまで好きだ。これだけは間違いの無いことだ。『脚が狼を養う』という諺があるが、『落語が私を養う』と言っても過言ではないくらいに、休日や平日のぽっかり休みに、私は落語を求めて歩き、落…

名人、古今亭文菊~8月2日 鈴本演芸場 夜席~

届く 今しかない今日 行く。朝に、そう決めた。今日は、パパっと仕事を終わらせたら、行く。どこへなんて、決まっている。鈴本演芸場、夜席、古今亭文菊師匠がトリを務める、8月上席である。 すぐにでも行きたい気持ちを抑えて、集中するべきときに集中し、…

ハード・パンチな熱量に燃えて~7月30日 王子落語会~

へぇー、こんな会があったんだー 知らない扉はすぐ開ける きっかけはTwitterである。 とある方から『桂米紫さんを見てほしい』というようなメッセージを頂いた。早速、これはチェックせねば、と思っていた矢先に、たまたま『王子落語会』なるものが開かてい…

ファイティング・スピリット~7月27日 第11回 落語ぬう 新作打ち上げ花火~

北条政子 ビックリガード 顔だから 夜露死苦 バンバカチョップ 猛暑だよ、もうどうしよう 暑い。とにかく暑い。蒸し暑くていけない。この暑さから逃れるために、全人類が全裸になればよい。とまでは考えないが、それほどに暑い日である。 梅雨が長引いたせい…

縁を綯う~7月16日 渋谷らくご 20時回~

闇の深さに怯えながら、それでも覗き込むのさ 縁の意と意図、糸 「どうにもならんよ、こればっかりは」 見知らぬ居酒屋で、齢65になろうかという男はそう言って日本酒を飲んだ。お猪口に並々と注がれたお燗のしてある酒を、嬉しそうにぐいっと飲み干すと、ぷ…

その熱量に用がある~7月15日 天満天神繁昌亭 昼席~

ぬくもりという名の獣道 Moanin' いつもと同じ時刻に起きる。上方遠征最終日の三日目、天気は良好である。それまでの二日間は、降りしきる雨ではなく疎らに降る雨であったため、幸いにも服が濡れて気分が落ち込むということは無かった。 室内鑑賞が主である…

東の意地と西の度量~7月14日 東西交流会in天満天神繁昌亭~

えっ 子供が生まれたんですよ こっちー 転失気問題 すみれの花が~ ちんぴはちんぴ 一心寺から繁昌亭へ 一心寺を出て繁昌亭まで歩く。およそ1時間ほどで到着した。 会場前にはゾロゾロと人が集まっている。チケットを切ってもらい、中に入ると、そこには何と…

一心不乱の節の情~7月14日 一心寺門前浪曲寄席~

抽象絵画 ジャコメッティとヤナイハラ 一心寺 その心の先にある光 辻征夫で目が覚めて 朝6時に目が覚めた。雨音は無い。くしゃくしゃのシーツに紛れて、流れることなく留まった枕の横にあった辻征夫の詩集を手に取りページを開く。雨についての詩を読む。私…

上方、再びの~7月13日 天満天神繁昌亭 リニューアル興行~

私は知りたがり。全部知りたい。知らされていたい。 byカール・ラガーフェルド そこにしか無いもの どんな場所にも、どんな人にも、その場所にしか無いもの、その人にしか無いものがある。嘘だと思うなら、その場所に行ってみれば良い。会うべき人に会ってみ…

落語的ホストクラブ『MEIJIN』~7月12日 渋谷らくご 20時回~

ウナちゃんマン どないやっちゅーねん ぱんつ一丁っすよ これだよ めんどくせぇ 1か月前 渋谷らくごの7月公演が公開になったとき、私は番組を見て思った。 ホストクラブやんっ!!! もちろん、落語好きには堪らない、もう一度書く、堪らない四人が出ている…

思えば心地が良いだろう~7月11日 はなし亭~

人の心の向き不向き、思えば心地が良いだろう さすらう雨にひたひたと 雨だ。雨が降っている。行き交う人々は傘を差して、雨から逃れるようにして足早に走り去っていく。時折、私の傘がすれ違う人の傘にぶつかる。「すみません」と言って前に進む。謝りなが…

輝きながら走って行く~7月6日 深夜寄席 新宿末廣亭~

僕の方が先輩 同い年 アニメ知らない人には何のこっちゃ 愛のあるdis バーのある暮らし 僕はバーカウンターの隅っこに座って、お気に入りのJAZZを聴きながら葡萄を使ったカクテルを飲んでいた。開店してまだ数分も経っていない広々としたバーを見渡しながら…